末期 癌 自然退縮 4

Peroba do Norte
15 de novembro de 2019

末期がんで余命を告げられたにも関わらず、ある日突然がんが消えた、これが、がんの自然治癒や自然退縮といわれるもので、条件が揃えば、がんの自然退縮は充分起き得るのです。, がんを治した人は、がんそのものではなく自然治癒力(免疫力)に目を向けている人です。, 私たち人間の体は、常に正常に戻そうとする働き(治癒システム)が備わっていて、異常が起きれば元に戻そうとします。, しかし、癌の人は、栄養の偏りや体の冷え、運動不足、睡眠不足、薬剤などによってその機能が低下しています。, だから、健康食品を摂ったり、体を温めたり、運動したりして本来の体の機能(自然治癒力)を取り戻しましょう。, つまり、自然療法でがんを治した人達は、体が喜ぶことをしてがん細胞を治癒させているのです。, がんは、不自然な生き方をしたために出来た異常細胞で、不自然な生き方をやめ、体を癒し、がんを自然退縮へと導きます。, がん細胞を元の正常細胞に戻していくのが自然療法で、がんが出来た原因(不自然な生き方)を取り除いていくには、食の改善(栄養)や、体の冷えの改善、ストレスの改善が必要になります。, がん細胞は、低体温、低酸素、高血糖といった環境のなかで生きる細胞で、そのがん細胞に出ていってもらうためには、がん細胞が好む環境から脱出する必要があります。, 自然療法は、がんとう塊をみるのではなく、からだ全体に目を向ける療法で、栄養、体温、酸素を整え、免疫力をあげ、がん細胞を正常細胞に戻していく根っこから変えていく根治療法、病気の原因を取り除く原因療法です。, アメリカでは、自然治癒力を高めるのが当たりまえで、医師の半数以上が健康食品など積極的に摂ることを薦めています。この自然療法によって、がんの発症と死亡率ともに減っているのです。, がんは血液の汚れで出来たもので、血液を汚す原因の30%は冷え、栄養、睡眠、排泄、運動、薬物などが関係しているといわれ、残りの70%は心が関わっています。, 血液をキレイに出来るのは自分自身で、毎日の心がけと自然の恵みを活用することで、血液を浄化・自ら備わった力を発揮することが出来ます。, アメリカでは1980年から、癌の取り組み方が変わり、それまでは年々増大する癌の医療費にアメリカ政府の予算が追い付かないくらい膨らんできました。, その結果わかったことは、手術や抗癌剤治療では癌を撲滅できない事が分かり、特に抗癌剤治療は癌を治療できないばかりか、返って酷くなると発表されました。, 抗癌剤治療は確立の悪い、命を懸けたギャンブル、有効率は160人中、たったの6名といわれています。, マクガバンレポートにより、食生活の改善を中心とした、代替え医療が最も有効であるとの結論に達しました。, 1980年から代替え医療が国家的規模で行われた結果、癌の死亡率が下がりはじめ、今では年々低下しています。, これに追随して、ドイツ、イギリス、カナダ、でも代替え医療にシフトを転換したことで、欧米では癌の死亡率が低下してきたのです。, プロテサンを摂取しますと、腸管免疫力が高まり、体の冷えを改善したり、動脈硬化を起こした血管や傷ついた血管を修復してくれます。, 他にも、ドロドロな血液が、サラサラした血液になり、さまざまな病気が遠のいて行きます。, Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます).  さらにその上・・・。  53人と声を合わせて、心から、次のように言って差しあげたいのです。, 医者という赤の他人に、すべてを預けてしまうのは、あまりにも悔しい。  私は再発を経験しました。再発ガンは、<自助退縮>させることに成功しました。 末期癌は残念ながら西洋医学による標準治療だけでは十分に治せない。癌が治るか治らないかは患者の持つ免疫力や治癒力次第。西洋医学に足りないものを代替療法・ホリスティック医学で補う必要性がある。特に免疫力を高めることは如何なる病でも必要。  にもかかわらず・・・。 癌の自然退縮の条件は、次の1から8があります。1.高熱を伴った感染症2.手術、外傷3.内分泌疾患、妊娠、出産等4.癌治療以外の放射線照射5.輸血6.アレルギー… 末期がんになって気づいたことがある 「余命1カ月」の男性が遺した言葉 People 2019.09.02 息を引き取る4日前の8月28日、立つのもやっとの状態の中、「訴えたいことがある」と言ってインタビューに答えた田端健太郎さんの笑顔が忘れられない=山本大輔撮影 東京で医療機器関係の仕事をしている田端健太郎さん(46)。8月27日、医師から「余命1カ月」と告げられた。約1年に及ぶ腎臓がんとの闘病生活の末、すでに緩和ケアに移行し自宅療養をしていた。余命が短いことは感覚的に分かっていた。取材を受け入れたのは翌28日。それには理由があった。, 「残り1カ月となると、みんなそれを口にするのもためらう。だから情報がない。僕自身、どう受け止めたらいいのか知りたくて調べたけど全然ない。あのね、ここが伝えたいポイントだと思っているんだけど、治らないがんと治るがんがある。どんなに医療が発達しても治らない。治る人ばかり脚光を浴びるけど、治らない人もいるのです」, 「タバケン」の愛称で親しまれる田端さんの腎臓に腫瘍が見つかったのは、昨年の夏。7月24日に突然、血尿が出て、数日後に発熱したため病院で検査を受けた結果の発覚だった。すでにステージ4。リンパにも転移していた。, ――えー、みなさまにご報告です。腎臓癌になってしまいました。それもステージⅣ! かなり分の悪い戦いとなりそうですが、最高にチャレンジングな夏になりそうです。秋には、みなさんと美味しいお酒が酌み交わせるように頑張ってみますね~!, この日から壮絶な闘病生活が始まった。しかし、その様子をフェイスブックにつづり続ける田端さんの書き込み内容は常に明るく、すぐに治ってしまうのではないかと読んだ人に思わせるほど、気力に満ちあふれていた。, 中学校の同級生で、いまもフットサル仲間の有田一義さん(46)が言う。「熱い男。フットサルをやっていて、どうにも届かないボールをオーバーヘッドキックしようとする。気持ちで体が動いちゃうから何回もけがした。頼りがいがあって、正義感が強い。同級生の中で一番元気だった」, 同じく同級生でフットサル仲間の早川幸志さん(47)は、「とにかく優しい人。中学校のサッカーの試合でファウルをした同級生が、試合後に相手に詰め寄られたとき、タバケンが助けに入った。『俺の友達なんだよ』と言ってね。友達思いで熱い人。多趣味だし、なんでも熱中できる強い男」。, 自宅にジムをつくってトレーニングするほど筋骨隆々で、ハーレーを乗り回す。サックスなどの楽器も演奏するし、モトクロスのバイクにも挑戦する。スキーにフットサルに、なんでもやってしまうチャレンジャー。男くさいけれど、それでいて心根は優しく、世話好き。誰もが共有する「タバケン」の人間像だ。自身もそうありたいと思っていたからこそ、フェイスブックではわざと楽観的な内容を書き込んでいたと、田端さんは明かす。, 「自分のイメージがあるから、やせ我慢していた。僕のアイデンティティーを失いたくないっていうのが強いかな。それを保つことで自分自身を奮い立たせていた。医学的にはダメだけど、気持ちでなんとかできるんじゃないかと思っていた」, だが病状が進むにつれ、体が伝えてくるメッセージは異なり、現実と希望に隔たりを感じるようになる。「通常はスポーツしたり、トレーニングしたりすると、寝て起きたら少し疲れも緩和されるでしょ。でも、今は調子が悪くなって寝ても、起きたらもっと調子が悪くなっている。現実はちゃんと直視していたよ」, 昨年9月から12月にかけて、地元の病院で4回にわたる抗がん剤投与を受けた。リンパに広がったがん細胞を減退させてから、腫瘍(しゅよう)のある腎臓を全摘出する手術に向けての治療だった。その効果が表れて、手術の日程も決まった時、念のために抗がん剤をもう一度投与することになった。その際に撮ったCT映像で、実はがんが弱まっていないことが判明。手術は中止となった。, 効果がないなら体に悪いだけの毒だから、と抗がん剤治療を断り、放射線治療に変えた。その間、自分でも生きる道を探り、「オプジーボ」のライバル薬として知られるがん免疫治療薬「キイトルーダ」の投与を、都内の国立がん研究センターで受けることにした。いい薬の調合をしてくれる先生がいると聞いて、福岡県のクリニックにも行った。今年6月、やれることはすべてやったうえで受けたCT検査。ガンは弱まるどころか、肝臓などに転移しているのがわかった。緩和ケアへの移行を医師から打診された。根本治療ではなく、痛みを抑えながら余生を過ごすという選択だった。, 「やっぱり気持ちだけじゃどうしようもできない。あらがえないものはあるなって思った。元気に闘う強い姿を周囲には頑張って見せてきたけど、最期を迎える覚悟を決めました、というのも僕のアイデンティティー。そう思えるようになった」, 「腎臓だけだったら……。でも肝臓にきちゃったから。やせ我慢は終わり。奇跡でもない限り治らない。現実を初めて受け入れたと言えるのかもしれない。これが運命だと思った。うん。そう運命。だから、それを受け入れて、ちゃんと旅立つ準備をして、最期は笑って死にたいな」, ホスピスへの入所を断り、在宅ケアにこだわった。同時に、死を迎えるための気持ちの持ちよう、準備などに必要な情報を探し始めた。情報過多のIT時代にあって、生きることを前提に闘病生活をしていた時にはあふれていた情報が、死を前提としたとたん、全く見つからない。「そうなったがん患者は、自分で頑張らなきゃ、みたいな風潮がある。なんとなくそう思った」, がん治療も高額で、誰でも手が出せるものではない。治療法があるのに保険適用外のものもある。がん患者が自分の意思で自由に治療の選択をできる環境は整っていないと感じた。この点も、世間に訴えたいことの一つだ。, 国立がん研究センターの統計によると、新たにがんと診断される罹患数(予測)は2018年で約101万3600人。うち死亡数(同)は38万人近くだ。2人に1人が生涯のうちにかかるとされるがんが原因で、死と向きあわなければいけない局面を迎える可能性は誰にでもある。それなのに情報が不足し、治療の環境も整っていないという田端さんの訴えは、多くのがん患者やその家族に共通する問題提起だ。, 「でも、意外と自分がいなくなることについて穏やかなんです。ちゃんと準備をして、あとのことを安心できる状態で亡くなりたい。その心配がないように色々と片付ける終活をすることで、心が落ち着いていられたのかもしれない」, 今年8月、梅雨明けの猛暑もあって、体調が急激に悪化した。会社には出勤していたし、好きなバイクにも乗ってもいたが、思い通りに動けなくなった。足元がふらつき、立っているだけでめまいが激しい。「体が弱っているのを実感した。ちょっとだけ残っていた希望のウェートが減っていった」。痛みも激しくなり、医者のすすめで、モルヒネを使い始めた。「お父さんは不死身だから大丈夫だよ」と、励まし続けてくれる一人娘(13)が同席する中で、訪問診察に来た医者から告げられたのが、「余命1カ月」だった。, 宣告を受けた夜、田端さんは娘と二人っきりで話した。「こういう状況になったね」。娘は深刻な表情で「うん。分かっている」。周囲から見ても仲の良い親子だった。その娘と交わす言葉の一つ一つが最後になるかもしれない。そんな思いがこみ上げた。, 「なんていうか、甘えん坊のところがあるから、そうしたところを見直す、いい意味での試練になると思っている。乗り越えてくれる。立ち直れる。だって、僕の娘だから。芯はできていると思っているから」, 「孫が見たいというのはある。でも、悔いのないように愛情を注いできた。娘の花嫁姿が見たいという父親もいるだろうけど、僕は他の男にとられるみたいで嫌だもん。反抗期もまだだし、仲が良い今のままで終われるのは、理想系なのかもしれない」, お互いの時間を大切にしたいと離婚した元妻にも、感謝の気持ちでいっぱいだ。「元奥さんという言い方になっちゃうけど、すごいサポートをしてくれて、毎日来てくれている。仕事も週3回は休んできてくれているから」, 元妻と妹の協力を得て、相続や遺産、葬儀などについてはすでに話をつけた。仕事も引き継ぎを全て終え、「あとは静かに逝けるといいな」と思える期間に入った。全ての準備が整ったら、心は安定したという。, 「目下の心配は、どのくらいの人が葬式に来てくれるのかなってことくらい。お別れ会みたいのをやった時、僕のことを思い出してくれるかなってこと」, 「やっぱり、さよならは悲しいな。でも、かわいそうじゃない。好きなように人生を送れたから幸せだった。だから、かわいそうではないって、みんなが思ってくれたらうれしいな」, 取材の翌日、田端さんの容体は急変した。9月1日朝、家族に見守られながら息を引き取った。「余命1カ月」宣告から5日後。家族によると、苦しまずに穏やかな最期だった。表情は安らかで、少し笑っているようだった。完全に弱って入院を余儀なくされる前に、誰もが知る「強いタバケン」のまま、自分で人生の幕を下ろしたかのように見えたという。, おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など 癌(がん)の末期から生還する人は少なくない!|愛知県名古屋市のがん治療専門クリニック, 病院で末期がんと診断されて余命宣告されたとしても、決してあきらめることはありません。なぜなら、がんの進行度は、必ずしもその患者さんの病状や体調とは一致しないからです。, たとえば同じ末期がんで「余命6か月」と宣告された人でも、普通に日常生活が営める元気な人もいれば、ほとんど食事もとれず、点滴を打って寝たきりになっている病人然とした人もいます。そのように、見た目だけでも明らかな差がある患者さんを、病気の進行度だけで同じ余命だと決めつけることに非常に違和感を感じます。, 杓子定規に病気のデータだけを見て、同じステージとして扱うことで、闘っている意識が強い患者さんまでが衰弱している他の患者さんの姿を見て、自分も同じ病状なのだと考えるようになり、それが原因でだんだん精神的にも衰弱してしまうのです。, 例えるなら、癌のステージや余命宣告というのはいわば、誰かが決めたひとつの名字のようなものです。, 同じ「Aさん」という名字であっても人間は十人十色です。誰一人、全く同じ人はいません。それと同時に、同じ「余命6か月、ステージ4」の患者さんでも、がんの発症部位や転移の状況、大きさ、その人の年齢や、精神状況など、癌克服の強い意志がある人など、症状はさまざまです。また、人に個性があるように、例え病気になったとしても年齢や性格、考え方、生活習慣、生き方により、一人ひとりの「いのち」には違いがあり、個性があります。, ところが「あなたはステージ4ですね。余命はこのぐらいです。」と宣告してしまうと、その医師にとってあなたは一人の人間ではなく「ステージ4の余命3か月の患者」とデータ的判断に基づき、どの患者さんもみな同じように扱ってしまいます。, それはまるで「Aさん」という名字をつけてしまったために、その名を持つ人が皆同じ顔に見えているようなものです。医師は病気のみを診るのではなく患者自身を、深く見ることがとても大切であり、病名は同じであっても、患者自身の個性、生き方はそれぞれ違うのです。病気と患者さんの生き方も診断し、総合判断をするべきです。, さらに悪いことに、患者さん本人まで、自分は「A」という名字をつけられた以上、隣のAさんと同じ顔をしているのだと勝手に信じ込んでしまいます。そうやってせっかく強い潜在生命力を持っているのにもかかわらず、それを見過ごしてしまい、治療に役立てることができないのです。, それどころか病状ではなく抗癌剤点滴を打って、その強い副作用で苦しんでいる人を見て、病状が悪化している、自分もすぐにこうなるのだろうと思い込み、どんどん落ち込んでいってしまいます。, 私が「余命」や癌のステージにこだわらないのは、患者さんが言葉の持つマイナスイメージにより精神的なダメージを受け、がんと闘う気力を無くしてほしくないという強い思いがあるからです。, 患者さんやその家族は、「命」ではなく「いのち」を信じ、こうした思い込みに惑わされないようにしてください。, それは、多くの医師が余命宣告の意味を、患者が限られた人生を有意義に過ごすためだと考えているからです。, 映画や小説などの中では、余命宣告された人が好きな人に会い、やりたいことをやって、旅行に行って……という美しいストーリーが描かれていることもありますが、現実はそんなに簡単なものではありません。, 余命宣告は、とても残酷であり精神的苦しみは極度に達し死の恐怖に苦しみ、深い悲しみと成り自分自身を追い込んでいきます。, 残された家族のこと、仕事のこと、かわいがっている愛犬のこと、友達のこと、幸せだった今日までの人生が、映画のシーンのように思い出され、別れの悲しみが襲います。同時に死の恐怖におののいて眠れない夜が続くのです。, 人が行き来と充実して生きられるのは、夢や希望があるからです。未来に様々な目標や夢を思い描いてこそ、有意義な人生を送ることができるのです。, 患者さんの本心はどんな状況であっても、苦しみを越えて前に進みたいのでしょうか。その気持ちをサポートするのが医師の役割でもあります。, 患者さん一人ひとりには、医師にもわからない素晴らしい「潜在的生命力」が秘められています。だからこそ医師は安易に余命の計算などせずに、患者さんの可能性を信じ、最大限に引き出すサポート役に徹するべきです。, 人は誰でもいつのには、遅かれ早かれ人生の最期を迎えます。永遠に生き続ける人などどこにもいません。, つまり、すべての人に余命があります。それは数分かもしれないし、何十年かもしれません。しかし、誰にも余命ははかれないので、死を意識せず毎日生きているだけのことです。だから余命宣告を受けたとしても、「がん」という新たなリスクに対する余命計算がされたに過ぎないのです。本当のところ、がんが発症する前の自分の余命と、大きく差があるかさえわからないのです。, しかし、余命宣告された患者さんは余命があることが、人間にとって当たり前だとはなかなか受け入れられません。自分の人生の終末をいつか訪れる自然なものとして受け入れるのではなく、迫り来る恐怖としてとらえてしまいます。, そのため、必ず悲しみと苦しみが伴います。ネガティブな感情に打ちのめされた患者さんには必ず前向きに闘う力は残っていません。, たとえば余命3か月と言われたら、その患者さんは病気を意識し、死を意識することで絶望的になり寿命は縮んでいってしまいます。, ところが同じ病状の患者さんでも、医師に2、3年は大丈夫と言われると力が湧いてきます。そして病気を克服しようという夢と、その夢に向かって闘う勇気が生まれてくるのです。実際にそういう状況によって寿命が延びることもあるのです。, だからこそ、余命宣告されたとしても病人然として寝込んでいるよりも、楽しく日々を送った方がよいのです。, もちろん、食事もとれず高熱が出ている人に外に出て遊び回れと言うことではありませんが、かえってがんのことなど忘れて、変わらない日常生活を過ごしている方が、免疫力が高まることもあります。, 普通に食事を摂ることができて、今まで通りの日常生活を営むことが可能であるにもかかわらず、医師に余命宣告されて、週末の支度などを元さんがいたら、私はあえてこう投げかけます。, 「今日一日でも、全国で多くの人が、交通事故や不慮の事故で氏を迎えているのです。癌と言っても、あなたは今行動し、食事も摂取でき、日常生活もできるのでしょう。それなら、余命などと考えるのはやめて、あくなき生に向かって闘ってください。がんはあなたに闘うチャンスを与えてくれ、あなたは生きて今がんと闘っているいるのです。あなたががんとの闘いに勝つことができたとき、新しい第2の人生が待っているのです。がんに打ち勝ったあなたにしか与えられない新しい人生が始まります。」, 家族や友人と楽しい時を過ごしたり、おいしい食事に舌鼓を売ったり、好きな趣味に没頭することは、まさに人間に与えられたかけがえのない人生のひとときです。, 例えがんという病気と闘っていても「潜在的生命力」を信じることで、もっと前向きな人生にすることができます。, もしかしたらがんという病気になったからこそ、家族への感謝の気持ちを素直に伝えることができたり、疎遠になっていた友人と旧交を温めたりすることで、家族や友人との絆がいっそう深まり、深い愛情を再認識できるかもしれません。, 食事のおいしさや趣味に打ち込む楽しさも、以前より深く味わえるようになるかもしれません。だからこそ今、この人生をおろそかにして、いつ来るかもわからない終末の準備に心を砕くことなどしてほしくないのです。, そのためには患者さん自身も、自分の命を医師任せにしないという覚悟を持ってください。自分の身体のことや病気のこと、治療法についてしっかり知識を持った上で、医師と十分なコミュニケーションを図り、がん克服の努力をしてほしいのです。, 患者さんのそんな姿勢が医師を患者さんにしっかり向き合わせることにもつながるはずです。, 人には誰にでも「潜在的生命力」があるという話をしましたが、実際にどのような働きが体に作用してがんを抑制するのでしょうか。, つまり、「潜在的生命力」に気づき、前向きに治療に取り組んだ結果、がんと共存し克服できた人は結果的に自己免疫力を高めたことが功を奏したといえるでしょう。, 私たちの体の中には、ウイルスや細菌などさまざまな異物が入り込んできます。これを見つけて撃退するのが免疫システムの仕事です。, ただしこの異物は外から侵入するものばかりではありません。がん細胞のようにもともと自分の細胞であったものが何らかの事情で変異して、本来の自分のものではなくなって″異物〟になる場合もあります。免疫とはこのように「自己」ではない異物、つまり「非自己」の存在を撃退して「自己」を守るシステムということもできます。, このシステムはとても精密にできていて、体に入ってきた異物をすぐに退治できるように細分化された役割分担と、相互に連絡を取り合うネットワークシステムが全身に張り巡らされています。, 免疫システムを担うのは、白血球として血液中に存在する免疫細胞です。免疫細胞にはさまざまな種類があります。, たとえば、「マクロファージ」という免疫細胞は、別名「貪食細胞」とも呼ばれ、体内に侵入したウイルスや細菌、ホコリなどの外敵を見つけては取り込み、いわば貪り食うように処理していきます。自分で処理できなくなると、外敵が来たと他の細胞に外敵の目印(抗原)を伝えて助けを求めます。これを抗原提示といいます。, この知らせを受けると「ヘルパーT細胞」という免疫細胞が「B細胞」に抗体(外敵を撃退する武器)を作れと命じ、B細胞から抗体が生み出されて外敵が攻撃されます。, このように体内をパトロールして外敵を発見したり、自分の組織に取り込んでしまう細胞もあれば、抗体という武器を作って攻撃する細胞もあります。, さらに仲間が外敵を認識しやすいように目印をつける細胞もあれば、その目印を頼りに外敵を攻撃する細胞などもあります。私たちの体はこうして、驚くほど精密な免疫システムによって外敵から身を守っているのです。, 免疫とはこのように、侵入してきた異物から身を守るための総合的な防衛システムをいうのですが、攻撃の形によって大きく二つに分けることができます。, ひとつは、前述のマクロファージに代表されるような体に侵入する異物を手あたり次第に攻撃する方法。これは本来、私たちの体に備わっている自然な免疫システムという意味から「自然免疫」と呼ばれています。風邪やインフルエンザのウイルスなどは、この自然免疫システムによって体から排除されていきます。, 自然免疫細胞のなかには、このほかにも体中を常にパトロールしながら、がん細胞やウイルスに感染した細胞を見つけ次第殺していく「ナチュラル・キラー(生まれつきの殺し屋)細胞=NK細胞」やがん細胞を攻撃するよう指令を出し周囲に枝のような突起を伸ばす「樹状細胞」、細菌やカビを貪食・殺菌する「好中球」などがあります。, もうひとつは、がん細胞を攻撃する指令を受け取るヘルパーT細胞やB細胞です。樹状細胞とT細胞は巧みな連携プレーによってがん細胞を攻撃します。, ヘルパーT細胞やB細胞のように異物の情報を獲得して抗体を作り、攻撃するシステム。これは後天的に獲得する免疫という意味で「獲得免疫」といいます。, この種の細胞にはほかにも異物の情報を受け取ると、その対象に照準を絞って殺す「キラーT細胞」や、攻撃を終わらせる「サプレッサーT細胞」などがあります。, はしかや破傷風などのように、小さい頃に摂取するワクチンは、この獲得免疫のシステムを使った病気の予防法です。あらかじめ無毒化したウイルスを体内に入れてT細胞やB細胞に記憶させておくと、同じウイルスが入ってきたとき即座に撃退できるからです。, インフルエンザのように、予防接種をしてもかかってしまうことがあるのは、せっかくT細胞やB細胞にウイルスの型を記憶させても、インフルエンザのウイルスの型は毎年微妙に変わってしまうため、敵だと認識できないことがあるためなのです。こういう場合にはせっかく予防接種をしていても、結局新たにウイルスの情報を受け取るまで戦闘態勢には入れないわけです。, このように、免疫細胞の種類は大きく二つに分類することができるわけですが、それぞれのグループが単独で働くわけではありません。たとえば自然免疫のマクロファージが助けを求めると、その情報を獲得免疫の司令塔であるヘルパーT細胞が受け取り、B細胞に指令を出すといったようにそれぞれの細胞が巧みな連係プレーを行っています。, とても不思議なことですが、 医学的にみればいつどのようになってもおかしくないような末期がんの患者さんが自らの生命の原点を見いだし、再び生きる目標を持って、がんと闘う勇気を奮い立たせたとき。体の中ではがんの進行が止まり、多少縮小しはじめるなどして肉体が「がんと共存」することは、けっして珍しいことではありません。, 7年ほど前の患者さんですが、肺がんで肺に1センチぐらいの腫瘍があり、私は強く手術を勧めました。ところがその患者さんはどうしても嫌だといって手術を拒否してしまいました。, しかし、それから7年も経っているのにその患者さんは元気なのです。がんは消滅したわけではなく、毎年検診のレントゲン検査で必ず指摘されるのですが、腫瘍は変化なく現在も憎悪していないのです。いわば体の自然治癒力が勝ったというべきでしょうか。いずれにしても現在は彼の肉体は、がんと共存していると思われます。, がんがあるのに大きくも小さくもならないというように「がんと共存」している人の例は他にもたくさんあります。そういう人はもしかすると、無理に手術により切除することにより、余計に悪い結果になっていた可能性もあります。 切除しなかったことが幸いしているのかもしれません。もちろんそれほどがんが悪性でなかったのかもしれないし、その人の頑強な精神力が、がんに対する免疫力を高めていたのかもしれません。おそらくは、そんないくつかの幸運が重なった結果なのでしょう。, だから必ずしも、がんを消滅させようと考えることはありません。がんを消そう消そうと思うと、患者さんの心にはかえって焦りが生じてしまいます。これは免疫力を高めるうえでもけっしていいことではありません。むしろがんと「共存」し、5年も6年も元気に過ごしている人はたくさんいるのです。だからこそ、がんはなくならなくても、体に悪い影響さえ出なければいいのす。そして、共存することです。, 「がんと共存」などという考え方は、現代の医学の教科書に示されているものではありません。けれども人の体には、そういう不思議な力が確実に備わっています。だから、たとえ数パーセントでも望みがあるなら、けっしてあきらめてはいけないのだということを、知っておいていただきたいのです。, これも、がんになったからこそ手にすることのできる、もう一つの人生のあり方でもあるのです。.

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